ばね指について
指を曲げた時に曲がったままで伸びなくなったり、急に伸びたりするような症状をばね指といいます。指の腱鞘炎とも言われており、進行していくと自力で伸ばす事が困難にもなり、反対の手の指を使わないと伸びない事もあります。
ばね指は痛みを伴う事もあり、熱を持ったり腫れ上がる事も見受けられる症状です。このばね指が発生するのは主に親指が多くなっており、中年世代の女性が多いという見解もあるのが特徴です。
ばね指の原因
ではこのばね指というのは、どういった事が原因で発生するのでしょうか。まず挙げられますのが、指を頻繁に動かすような場合です。
仕事で指先を良く使う方はもちろんの事、近年はスマートフォンやパソコンの操作、ゲームのコントローラーの長時間使用で原因となる事が増加しているようです。またゴルフなどクラブやラケットを持つスポーツでも、この症状が発生する場合もあります。
そしてばね指は、高齢による筋肉の衰えによって引き起こされるのも大きな原因とされています。筋肉の衰えというのは、特に指を頻繁に使用していなくても指の腱鞘炎が起こりやすくなると言われています。また比較的女性に多くなっているのがばね指ですが、これにはホルモンバランスの乱れが影響しているようです。
ホルモンバランスの乱れによる影響
妊娠時や出産後には特にホルモンバランスが悪くなりがちですし、更年期障害という事も中高年に発症しやすい原因の1つとなっています。
これらの事がばね指の主な原因となっていますが、治療方法は保存的治療という指の使用を極力控えて安静にするという事が行われます。
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